みなさんこんにちは!
20新卒技術職の崎山です。

20新卒によるブログリレーが始まりました。
今回は、記念すべき第1弾「就活を振り返って」ということで、私自身の就職活動を振り返りたいと思います。

本題に入る前に、まず私の自己紹介を軽くしたいと思います。
私は福井県で高校まで過ごしたあと、大阪にある大学に進学しました。
その大学で大学院を含め6年間を過ごし、理系の学部で、ざっくりいうと応用数学と情報技術を用いた研究を行っていました。
学生生活は、特に部活やサークルには所属せず、勉強と研究と、ときどきゲームの生活でした。
そのため、学生時代の一番の思い出は、大学院2年の10月に参加した国際学会になります。
スターバックス発祥の地、シアトルでの国際学会で発表しました。

シアトルにあるスターバックス1号店

国際学会での発表の様子

そんな私もずっと学生でいるわけにはいかないので、就職活動をすることになります。
ちょうどシアトルに行く1年前、大学院1年の10月から就職活動がスタートしました。
そこからイルグルムに入社を決めた4月上旬までの約半年間が私の就活期間になるのですが、初めの4か月間はセミナーや企業説明会などの参加のみで、面談・面接などの本格的な就活は2月中旬から4月上旬までの約2か月間になります。
この2か月間が自分にとって濃い期間だったので、そこでのエピソードをいくつか話していきたいと思います。

挫折から始まる就活

この濃い2か月間は、2つの挫折から始まります。
まず、2月中旬に受けた初めての企業面接。
その前の4か月間に業界研究などの準備を行った後、いざ初めての企業面接に挑んだのですが、
結果は、自分をちゃんとアピールできずに1次面接で落ちました。

もう一つは同じく2月中旬に、事前選考のあるイベントの選考に落ちたことです。
このイベントは、就活支援サイト(A社)が運営しているイベントで、事前選考に通過した人が複数の企業に自分をアピールするといった、いわゆるスカウトイベントです。
私は主に、A社のエージェントにお世話になりながら就活を行っていました。
そこで、私もこのスカウトイベントに参加しようと思い、選考に応募したのですが、落ちました。

振り返ってみると、この2つの失敗に共通する原因は、自己分析が不十分だったということに尽きます。
自己分析が不十分であると、
・自分のことを明確に伝えることができない
・むしろ悪い印象になってしまう場合もある
・自分に合った企業を見つけることが困難になる
という事態に陥ります。

2つ目の失敗のイベント選考では、なぜ落ちたかというフィードバックを自分からエージェントにもらいにいきました。
フィードバックをもらえることは就活において重要なことだと思います。
実際このフィードバックも、自己分析不足に気づくことに役立ちました。

メリハリを意識し、やるべきことにフォーカス

挫折してしまったことはショックでしたが、落ち込んでいても時間は過ぎていきます。
そこで私は先述の失敗を無駄にしないために、一旦面接活動を休止し自己分析のみを行う期間を数日設けました。
また私の場合大学院生だったこともあり、就活期間内の3月中旬に学会発表を控えていたため、さらに数日を研究にフォーカスする期間としました。
思い切って就活を休止し、メリハリを意識したことで、自分のやるべきこと・フォーカスすべきことが明確になり、心にも余裕が生まれました。

リベンジで自信を取り戻す

自己分析の期間を設けた結果、自分の求める企業がわかってきました。
そこで改めて実践に移そうと思い、2月の下旬にあったA社のイベントに応募しました。
幸いそのイベントに参加できることになり、自己分析結果をアウトプットする機会を得ることができました。
そしてそのイベントこそが、イルグルムとの出会いになります。

イベントでは、複数の企業と面談を行いました。
自己分析をしっかり行ったこともあり、イルグルムをはじめ、興味を持った全ての企業から好印象のフィードバックをもらい、自信がつきました。
(本当にうれしかった)

また、前回選考落ちしたスカウトイベントが3月下旬にもう一度開催されることが分かり、リベンジする機会ができたので、すかさず応募しました。
その結果見事選考を通過し、イベントでは貴重な経験をすることができました。

ちょっとした息抜き

気づけば3月末、就活も終盤に差し掛かり、面接と研究を繰り返す日々を送っていた私ですが、息抜きとなった貴重な経験がありました。
それは、技術系の人間ならば一度は行ってみたいと思うであろう、Google Japanの社内説明会に抽選で当たったことです。
これもA社経由の応募であり、正直ほとんどダメ元でした。
しかしなんと、(その時の日ごろの行いがよかったのか)当選しGoogle Japan本社に行けることになりました。
実際見ることができた社内は食堂エリアだけでしたが、よい思い出になりました。

イルグルムに決めた理由

さて、そんな私の就活も4月になり、終盤です。
私は幸運にも、複数の企業で内定をいただきました。

その結果イルグルムに入社を決めることになるのですが、その理由には
・Impact On The World
・若い世代でも活躍できる環境
・あふれ出る人柄の良さ
が挙げられます。

・Impact On The World

これは、株式会社イルグルムの企業理念になります。
採用ページにも紹介されています。
これは、一人ひとりの小さな行いも、積み重なれば大きな影響力になることを意味しています。

一方で、イルグルムはマーケティング効果測定プラットフォーム「アドエビス」をはじめ、複数のサービスを自社開発しています。
特に、アドエビスは広告効果測定市場においてトップシェアを誇ります。
これはまさに、Impact On The Worldを企業が体現しています。
このことから、イルグルムの一員として小さなImpactを積み重ねていくことで、私も自分なりのImpact On The Worldを成し遂げることができると強く思いました。

・若い世代でも活躍できる環境
イルグルムの平均年齢は32.9歳と比較的若い社員構成となっています。
その中には、20代30代からチームをマネジメントする役職に就いている方も多数います。
このことは、若いころから様々な経験を積みたいと思っていた私にとって、大変魅力的なものでした。

・あふれ出る人柄の良さ
イルグルムは選考前に様々な社員と面談することができ、ゆっくりじっくり企業を理解することができます。
私も、10人近くの社員と話をしました。
私は技術職志望のため、主にエンジニアの方々との面談を希望しましたが、希望をすれば、もっとたくさんの社員と話すことも可能です。
面談では、年齢の近い若手からベテランの方まで幅広い年代の社員とお話することができました。

そんな面談の中で感じたのは、人柄の良さです。
入社の決定打となったのは、技術系の部長2人と3人でご飯に行ったことです。
そこでは明るい雰囲気で有意義な時間を過ごすことができ、その日の帰りには、イルグルムで働きたいなと心は決まっていました。

まとめ

このような失敗と改善を行ってきた私が就活を通して得たことは、

・失敗はしてもよいが、それを無駄にしない努力をする
・自分に合う企業を見つけるために自分を分析してみる
・やるべきことを明確にするためにメリハリをつける
・たまには息抜きも大切である

ということです。

就職活動で一杯一杯になり目的を見失ってしまうことを防ぐために、以上のことは参考になると思います。

学生のみなさん、機会があれば、ぜひ面談でお話しましょう!
就活がんばってください!