2026年度 年頭所感

2026年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2025年は、当社グループにとって、長年の挑戦が確かな成果につながり、未来への大きな一歩を踏み出した一年となりました。
私たちが「第2創業期」と位置づけて取り組んできた変革が、事業の力強い成長として確実に表れつつあります。
その中でも特に大きな決断となったのが、イルグルムが「AI企業」へと進化していくことを正式に宣言したことです。『AI企業宣言』
これは単なる方向転換ではなく、組織・サービス・働き方を含め、当社全体をAI時代に適した姿へと全面的にアップデートしていくという強い意思を示したものです。
この背景には、AIの進化によって世界が急速に変化し、社会やビジネスの前提そのものが書き換わりつつあるという現実があります。
AIは技術の置き換えにとどまらず、企業が価値を生む仕組みそのものを変革する存在となりつつあります。
この変化を真正面から受け止め、中長期で成長を続ける企業であるためには、全社的な変革が不可欠であると判断しました。
この方向性をより明確にするため、従来の「コマース支援事業」「マーケティングDX支援事業」という枠組みも見直し、
「コマースAI事業」
「マーケティングAI事業」
へと事業名称を刷新しました。
すべての事業をAI前提で再設計するフェーズへと移行し、より大きな価値創造に向けた体制が整いつつあります。
コマースAI事業:EC領域における提供価値の向上
「EC-CUBE」を中心とするコマースAI事業では、AIを活用した開発効率化が進み、これまで時間と工数を要していた領域を、より高品質かつ迅速に提供できる体制へと進化させています。
また、2025年にはルビー・グループ株式会社を迎え入れたことで、EC領域における価値提供力は大幅に強化されました。
EC運用・開発・クリエイティブまでを一気通貫で支援できる体制が整い、当社のコマースAI事業は、より広く、より深い支援が可能な事業へと進化しています。
この新たな体制により、コマースAI事業の成長スピードはさらに加速しており、EC市場の基盤を支える存在として、当社の役割は今後ますます大きくなると考えています。
マーケティングAI事業:安定基盤から次世代の成長を担うサービスの創造へ
マーケティング領域では、広告効果測定サービス「アドエビス」が生み出す安定収益が強固な基盤となっています。
この基盤を活かし、次世代の成長を担う「AD EBiS Campaign Manager」をリリースしました。
これは「マーケティング・キャンペーン・マネジメント(MCM)」という新たな市場カテゴリの創造に向けた挑戦です。
2026年は、この新しい価値をより多くのお客様にお届けするため、発信・提供活動を積極的に進めてまいります。
更なる株主価値向上へ
当社は、資本コストと株価を意識した経営を推進し、ROE10%以上を重要な指標として掲げています。
また、株主の皆様への感謝の思いを込め、今年も増配を予定しております。
2026年はAI企業として成果を示す一年へ
2026年は、イルグルムが「AI企業」として進化する姿を、より具体的な成果として示していく一年です。
短期的な変化にとらわれることなく、中長期にわたって社会へ価値を提供し続けるという強い決意をもって、本年も挑戦を重ねてまいります。
皆様の変わらぬご支援を心よりお願い申し上げます。
新年のご挨拶はWEBサイトでも公開しております。ぜひご覧ください。
https://yrglm.co.jp/message/newyear2026/