2019年度 年頭所感


2018年を表す漢字は「災」でした。
この言葉に象徴される通り様々な自然災害のあった一年でした。そのような中で、当社は2020年9月期売上高30億円にむけた中期計画の一年目として、構造改革を着実に進めてまいりました。

執行役員体制を充実させるとともに積極採用を継続、開発及びセールスの体制を着実に強化することができました。また、EC-CUBE事業を子会社として独立させ、機動的な体制をとることで、当社本体はマーケティングロボットの実現にフルコミットする体制を構築しました。さらに、EVERRISE社より広告代理店向けのレポーティングツール「アドレポ」を、アドイノベーション社よりアプリの効果測定ツール「アドストアトラッキング」をそれぞれ譲り受け、ビジネス拡大に弾みをつけることが出来ました。

このような取り組みの結果、最注力してきた広告効果測定市場でシェア42.9%を獲得、売上高は主力事業において前期比122%を実現いたしました。

当社のビジネスモデルは、「サブスクリプション型」と言われる、月額利用料を継続していただくことで収益を積み上げていくモデルです。このため、2020年9月期の中期計画目標実現に向けては、2019年が正念場とも言える一年となります。

そこで、これまで取り組んでまいりましたセールス・マーケティング及び開発の強化に加え、2019年は全社の最重要テーマとして「お客様の成功」、すなわち「カスタマーサクセス」を掲げてまいります。
カスタマーサクセス実現のためには、優れた製品開発、適切なセールス・マーケティング活動、継続的な活用支援という一連の企業活動に全社一体となって取り組む必要があります。これを成功させ、企業として大きく進化する一年としたいと考えております。

どうぞ、本年もよろしくお願い致します。

代表取締役 岩田進