こんにちは、2021新卒の樋岡です。
新卒ブログリレーも残すところ2回になりました。

今回は「デジタルマーケティングにおけるアドエビスの持つ役割や意義」をテーマに、社内インタビューをさせていただきました!
かなりわかりやすく答えてくださったので、業界やアドエビスのことを知りたい方はぜひぜひご覧ください。

 
はじめに、非常に苦手な自己紹介ですが、他の新卒メンバーも紹介しているので簡単に、、

私は、茨城県の自然豊かな町で生まれ育ました。
大学4年間は京都の同志社大学に通い、イルグルムへの入社を機に現在は東京に住んでいます。

社会人になるまでに熱中していたことは大きく2つです。

1つ目は、サッカー。
幼少期からずっとサッカーが大好きで、年中ボールを蹴っていました。
強豪チームに所属していたわけではありませんが、試合で活躍することを考えて練習していました。

2つ目は大学2回生のときに入社した教育系のベンチャー企業での長期インターン。
個別指導塾の運営に携わる非常に貴重な経験をさせていただきました。
インターン生代表として組織をまとめる役割をいただき、毎日仕事に没頭していました。

 
さて、自己紹介はこの辺で、、、

今回のブログ記事作成にあたり、就活時代にも面談をしていただいた、藤川さんにインタビューをさせていただきました!

――イルグルムの事業の柱でもあるデジタルマーケティングですが、昨今、以前より重要性が謳われるようになってきたと思います。そうなった背景には何があるのでしょうか?

デジタルマーケティングが重要視されるようになった一番大きな要因は、ライフスタイルが変わったことです。
1人1台スマホを持つようになったことで、多くのユーザーが簡単にインターネットにアクセスできる世の中になったため、デジタルの重要度が高まりました。

 
――デジタルマーケティングにはどのような良さがあるのでしょうか?

デジタルマーケティングの良さは大きく3つあります。

1つ目は、パーソナライズできることです。
インスタのストーリーなどでは好きな系統のファッションや、食べ物などの広告が流れてくると思います。
このように、各ユーザーの興味関心に合わせて情報を届けることができるようになっています。

2つ目は、効果検証しやすいことです。
テレビCMや駅の看板などは1回出稿するとなかなか変更することはできません。
一方でデジタル広告は、出稿した後の反応をリアルタイムで見ることができ、柔軟に変更することができます。
そのため、反応を確認し、随時広告の改善をかけることができます。
これは広告を出す企業にとっては大きなメリットになります。

3つ目は場所にとらわれずに情報を発信できることです。
現在は九州のメーカーが北海道のユーザーや、国内のみならず海外のユーザーにも情報を発信できるようになりました。
このような良さがあり、デジタルマーケティングは重要視されるようになっています。

 
――お話いただいたようにデジタルマーケティングには良さがある反面、この業界ならではの課題もあるのかな?と感じました。

そのとおりで、大きく2つの課題があります。

1つ目はデータがブラックボックス化されていることです。
数年前にケンブリッジ・アナリティカ事件という事件がありました。
個人データを利用して民意が扇動されたことが、当時大きく問題視され、個人情報の規制が強まりました。
※この事件についてのドキュメンタリーがNetflixでも視聴できるので詳細気になる方はぜひこちらもチェックしてください。
https://www.netflix.com/jp/title/80117542

結果として、ユーザーデータの取得が困難になり、広告の効果を正確に把握することが難しくなりました。
現在、企業側視点ではどの広告が本当に効果を上げているのか見えないことで、正しい投資判断をすることが難しい状況になっています。

2つ目は媒体社ごとに広告の成果の定義が違うことです。
web広告の出稿先はGoogleやFacebook・LINEなど様々存在し、それらを「媒体」と呼びます。
各媒体ごとに広告効果の測定はできるのですが、それぞれで成果の定義が異なったりするので、広告主からすると管理や集計で困ることがあります。
特に各媒体の成果を同じ基準で管理や集計ができないことで、どの媒体が本当に成果を上げてるのか判断することが難しい状況になってしまいます。

――弊社は「データとテクノロジーによって世界中の企業のマーケティング活動を支援し、売り手と買い手の幸せをつくる」ことをビジョンとして掲げています。
現在のデジタルマーケティングの課題を解決するためにアドエビスがあると思いますが、そもそもアドエビスはどのようなツールなのでしょうか?

コンセプトは「データを正しく取得し、マーケターの正確な意思決定を支えること」になります。

先程、デジタルマーケティングの業界では「データがブラックボックス化されていること」「広告の成果の定義が異なること」によって正確な意思決定ができなくなっていることをお話しました。
アドエビスは、ルールや法律の範囲内で、ユーザーの行動のデータを可視化することや正しい広告の成果を明らかにしています。

これまで累計1万件以上の導入実績があり、広告の効果測定市場においては売り上げシェアNo.1のツール(※)になっています。
(※日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2021年6月期_指定領域における競合調査)

また、販売パートナー様も数多くいらっしゃいます。
随時、法律などの環境変化には対応し、ご利用いただく企業や販売パートナーとコミュニケーションを取ることで、製品のアップデートも行っています。

――アドエビスはどのような役割を果たしているのでしょうか?

大きく2つかなと考えています。

1つ目は、データの取得が難しくなるなかで安心材料を提供することです。
マーケターの方は多ければ月数千万円~数億円の予算を元に投資の判断をしていきます。
しかし、先程お話した課題によって成果の出ている広告がわからない状況で投資判断をしなければいけないことも多くあり、不安を抱えることも少なくありません。
アドエビスはどの広告が本当に成果を上げている広告か可視化できるため、マーケターの方は安心して投資の判断を行うことができます。

2つ目は第三者の視点からフラットに広告の評価を行うことができることです。
弊社は広告を出稿する企業の味方でも媒体社の味方でもない、第三者の立場にあります。
そのため、良くも悪くも広告の成果を忖度なしに素直に評価します。

 
――例えばアドエビスがあるときとないときではどのように投資判断が変わるのでしょうか?

例えば成果の定義が異なる媒体A、媒体B、媒体Cのそれぞれの成果は30、10、50だとします。
すると、500万円の予算を持ったマーケターの方は基本的に媒体Cに多くの投資を行うはずです。

しかし、アドエビスで成果の定義を同じ状態にして比較すると、媒体A、媒体B、媒体Cの成果が20、40、30になったとします。
この場合、500万円の予算を持ったマーケターの方は媒体Bに多くの投資を行うことができます。

このように各媒体社ごとのレポートでは見れるデータが異なります。
マーケターはそのような環境下で、日々各媒体社ごとへの予算配分を考えなければいけません。
アドエビスは第三者の視点でフラットに評価することで、マーケターの方に正しい投資判断ができる安心材料を提供しています。

――アドエビスがない世界では、知らない間に間違った判断をする可能性があると感じました。
そのような役割を持つアドエビスが存在する意義は何になるのでしょうか?

広告をフラットな目線で評価して、良い広告は良い、悪い広告は悪いと表現してあげることが意義だと考えています。

かなりの数の広告が流通する中で、ユーザーが見たくない不適切な広告を目にすることもあるのかなと思います。
広告を出稿する企業も投資をしているからこそ、ユーザーに好まれていない広告に対しては「ユーザーに賛同されていませんよ」と伝えることが必要だと感じています。
そのように客観的なデータとして可視化することで、徐々に市場も反応の悪い広告は減っていくのではないかと思っています。

また、そのようなデータを、GoogleやFacebookなどの媒体社や、広告代理店業も行っていない、弊社からお出しするからこそ、意味のあるものになると感じています。
媒体社や、広告代理店業を行う会社だと「少しでもデータをよく見せよう」という考えになりえると思うので、第三者として関わるからこそフラットに評価できると思います。

 
――まだまだ進化中のアドエビスですが、今後の展望として考えていることはありますか?

これまで役割や意義をお話してきましたがまだまだできていないことは数多くあります。
目先では、ツールの見やすさや操作のしやすさについては改善の余地がまだまだあると考えています。

さらに、第三者視点でフラットに評価することは大きな意義でもあるので、広告市場の健全化に繋げていくサービスにするべく、より良いツールに改良していきたいと思っています。

藤川さんとのインタビューを通して、業界の課題からアドエビスが存在する役割や意義について理解し、自分たちのツールを起点に世直しをしていくことができるんだと感じました。
広告をフラットに評価し、マーケターの方の正しい意志決定を支えるための安心材料を提供できるからこそ、市場やマーケターの方に貢献するツールとして、多くの方にご愛用いただけているのかなと思います。

また、先日、22期上期社員総会では、アドエビス事業推進本部より「ありがとうの連鎖」がスローガンとして発表されました。

アドエビスで正しく成果を評価することで、マーケターの方からいただく「ありがとう」。
マーケターの方がサービスや商品を必要としている人に届けることで、ユーザーの人からいただく「ありがとう」。

アドエビスをきっかけとした1つの「ありがとう」が連鎖していくことで、最終的に大きなインパクトを与え、売り手や買い手が幸せな状態になるのかなと感じていますし、アドエビスの導入支援担当として、その価値をより多くの方へ届けていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
アドエビスの良さが少しでも伝わればいいなと思います!