はじめに

こんにちは!
基盤開発部みらい基盤課の山本です。
弊社製品の基盤を支えるため、インフラエンジニアとしてサーバの構築/運用等の業務に携わっている新卒2年目です。

先日9/9に行われた技術カンファレンス「Vertica Unify APAC 2021」に、みらい基盤課の上原、山本が登壇してきました!
今回はこのカンファレンスについてお伝えします!

また、最後に発表資料と、イベント当日の録画へのリンクも記載していますので、興味がある方は是非ご覧ください!

イベント概要

Vertica Unify APAC 2021ホームページ

Vertica Unify APAC 2021」とは、Vertica(大規模なデータ分析に特化したデータベース)に関する技術カンファレンスです。
名前の「APAC(Asia-Pacific)」からわかるとおり、本カンファレンスはアジア圏がメインターゲットとなっています。

今回、弊社は日本企業の事例紹介という形式で登壇させていただきました。

登壇の経緯

弊社では自社製品であるアドエビスのデータ分析基盤としてVerticaを利用しており、今回事例紹介の機会をMicro Focusの杉山様から頂きました。
Micro FocusはVerticaのベンダーであり、弊社でもVerticaの導入から運用まで長期間にわたってご支援いただいております。

実は、過去にもVerticaの事例紹介を行っているため、今回で2度目の登壇となります。
前回は上原が登壇しましたが、今回は上原に加えて山本も登壇しました。

上原はVerticaの導入から現在に至るまで過去様々なプロジェクトを牽引してきたため、前回に引き続き今回も登壇することになりました。
山本も登壇させていただいた理由としては、山本が入社後初めて携わったプロジェクトがVerticaに関するプロジェクトであり、Verticaに関する知識や経験をもっていこと、そして何より、私自身が「カンファレンスに登壇してみたい!」と思ったことが挙げられます。

登壇準備

発表資料作成
山本は、過去これほど大規模なカンファレンスに登壇したことはなかったため、発表資料作成や、発表練習は入念に行いました。

発表テーマは、「700億件のリアルタイム分析の実現と運用の実態」ということで、弊社がVerticaを利用するに至った背景、導入時の課題と対処、導入後の運用に関する課題と対処、および今後の展望についての発表です。
山本は、直近業務で携わった「Vertica EON」(Verticaをクラウド(AWS)上で利用する方式)に関する発表資料を作成しました。

 
事前収録

収録の様子

本カンファレンスはリモートで開催される、いわゆるウェビナーの形式でした。
具体的には、事前に収録した発表を動画で流し、Q&Aのみライブで行うという形式でした。
ですので、事前に発表の収録を行いました。

オフラインで当日発表するのではなく、事前に、しかもリモートで収録するということで、多少は発表のハードルは下がりましたが、それでも収録はとても緊張しました。
発表自体は日本語なのですが、収録してくださるスタッフの方とのやりとりは英語だったのも、緊張した要因の一つかもしれません。
(業務で英語を読むことはあっても、聞くことはほとんどないため、ほぼ聞き取れませんでした。。)

 
登壇当日
そんなこんなで収録が終わり、次はいよいよ登壇当日です。
発表を収録したとはいえ、当日のQ&Aはライブですので、想定質問の回答準備や発表内容の復習等はかかせません。

そして迎えた登壇当日。
収録の比じゃないくらい緊張していたので、うまく受け答えできたかどうか、山本は覚えていません。
ただ、事前準備が役立ったことだけは覚えていたので、準備の重要性を体感しました。

登壇の様子。左:上原、中央:山本、右:Vertica 杉山様(Micro Focus)

また、Q&Aの時間は15分あったのですが、時間をぎりぎりまで使うほど質問をいただけました!
弊社の発表を多くの方が聴講してくださり、また質問してくださったことをとても嬉しく思います。

おわりに

本カンファレンスを通して、弊社で培ってきた技術や経験を共有することができました。
少しでも聴講いただいた方の参考になれば幸いです。

山本個人としては、貴重なカンファレンス登壇の機会をいただけたことをとても嬉しく思います。
反省としては、もっとオンラインでの発表に適したスライドを作成しておけばよかったと感じました。

オフラインの場合、レーザポインタや身振り手振りなどで「今何を話しているか、どこに注目してほしいか」という情報をスライド外で伝えられます。
しかし、オンラインの場合、ただスライドが画面に映るだけで、そういったスライド外の情報は伝えられません。
ですので、スライドの視線移動を意識するなどして、オンラインでもわかりやすいスライド作りが重要だと感じました。
今後、オンラインで発表する機会があるときは、この反省を活かしたいと思います!

また、Verticaの運用はこれからも続いていくため、もし今後機会をいただければその経験も発表したいと考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

資料

最後に、本カンファレンスで発表したスライドと、イベント当日の録画へのリンクを公開します。
興味がある方は是非ご覧ください!

スライド

700億件のリアルタイム分析の実現と運用の実態

 
イベント当日の録画
https://events.vertica.com/apac-vertica-unify-2021/?lang=ja
※視聴するためには、会員登録が必要です。
※2022年のイベントまでは当該サイトは維持される予定ですが、予告なくクローズされる可能性もございますので、ご了承ください。

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