初めまして、20卒の和田爽です。ドキドキの新卒ブログリレーが回ってきました。
今年はコロナの影響により、新卒研修を在宅で受けるというイレギュラーな年となりました。
今回のテーマは、そんな新卒研修のハイライトとなった「ウェブ解析士取得までの道のり」です。

まずは自己紹介をします。
出身も育ちも大阪で、大学時代はよさこいサークルに入り、一年中練習していました。夏の暑い日差しの中や砂埃の中で一日中練習したのは青春の思い出です。幸いにも関西の大きな祭りでチーム史上初の決勝戦にまで進むことができ、チームで一つのことに取り組む楽しさを知った大学生活でした。


では続いて、本題のウェブ解析士取得までの道のりについて書いていきます。
研修の中でのウェブ解析士取得の最大のねらいはは業界知識の習得です。

研修スタート

「分厚っ」。唯一出社した入社日の4月1日。研修担当の人事の廣さんからテキストを受け取った20卒は、全員そう感じたと思います。
まず初めに確認したことはページ数。全部で363ページありました。あわせて個人用パソコンの貸与もあり、カバンをパンパンにして帰りました。ここから2週間後の試験に向けて、勉強の日々が始まります。

 
翌日から自宅での研修が始まり、テキストに沿って自習を始めました。テキストを開いて意気揚々と勉強を始めのですが、「パラメーター」「セグメント」と横文字の嵐!
専門用語が解説されていても、その文章内に登場する横文字も理解できず、段落丸ごと理解できないこともありました。テキストに顔をうずめたこともありましたが、ひとつずつネットで調べながら進めることにしました。
しかし、勉強するからにはできるだけ良い点をとりたいなという思いもあり、慣れない横文字を覚えるため自習ではとりあえずテキストを3周読みました。

 
自習が続く中で効率よく勉強できたのは、人事の廣さんの講義のおかげです。

「CPM、広告の表示回数あたりのコストを1回あたりではなく、
 なぜ1000回単位で計算するのか。
 それは一回だけだと0.5円にみたいに小数点になって
 マーケターさんが困るからだよ。」

教科書だけでは読み取れずにいた、マーケターさんの気持ちからも解説をして頂きました。
CPAなど、それまでただのアルファベット3文字に見えていたものが、廣さんの講義を受ける中で、マーケターさんが日々のゴールとして大切にしている指標だという意識に変わっていきました。
廣さんにはこれでもかというくらい質問をしたのですが、ひとつずつ丁寧に答えて頂き、理解を深めていきました。

同時に感じたのは、「意外と一人じゃない」ということです。
在宅ワークでの研修でしたが、画面上で同期の顔をみるたびホッとしました。コロナの影響で直接は会えないものの、ウェブ会議ツールのおかげで寂しい思いもしませんでした。
また、19卒の先輩方も直接会えないかわりに、Slackなどで質問に答えてくださったりと、私たちをサポートして頂きました。

試験当日

「決戦の日」。こうやって2週間、みっちり勉強を重ね、とうとう試験当日がやってきました。
ドキドキの緊張感から解放されたく、朝の30分の朝礼が終わり次第すぐに受験しました。パソコンの横に教科書を準備し、電卓を構え、タイマーをセットし準備は完璧です。手に汗握る60分間の戦いが始まりました。

ウェブ解析士の試験では、修了後すぐに合否の結果が発表されます。
見るのが怖くて薄目で文字を見たところ、そこには自分の点数と合格の文字。急いで人事の廣さんに報告し、私のウェブ解析士取得への道のりは幕を閉じました。

まとめ

在宅での研修ながら、イルグルムの環境の良さ、人の良さを感じました。
ストレスなく勉強できたのは、笑顔にさせてくれる同期、わからないところを丁寧に解説してくださる先輩方、廣さんの講義による質の高いインプットのおかげです。
また、今回ウェブ解析士に無事合格出来ましたが、ウェブマーケティングの世界は果てしなく広く深く広がっていて、合格は序章に過ぎません。
講義で学んだマーケターさんの気持ちを考える大切さを意識しながら、これからも一歩一歩勉強を進めていきたいと思います。