こんにちは、イルグルムのわです。
少し間が空いてしまいましたが、2019年新卒一問一答第3弾をお届けします。
最終回となる今回は、大阪で働くエンジニア5人にお話を聞きました!

19年新卒入社のエンジニア5人。左から泉、油田、伊藤、小原、山内)

学生の頃はどんなことをしていましたか?

山内:大学で3DCGや映像について学んでいたので、部屋を3DCGで再現して家具の色や照明の種類を変えられるアプリを制作したり、学科の公式PVや先生の結婚式ムービーを制作したりしていました。Webに興味を持ち始めてからはプログラミング教室に通ったり、スタートアップ企業でリモートインターンをしたりもしました。

小原:私はロボティクスを専攻していたので、ロボットアームを動かすためのプログラムを書いていました。プログラムにハマって、趣味でもフィボナッチ数列や迷路を生成するロジック系のプログラムをよく書いていましたね。
勉強以外では、自転車で北海道を旅したり、震災復興ボランティアに参加したりと、長期の休みが取れる大学生だからこそ出来ることをやっていました。

伊藤:大学院では、授業の他にティーチング・アシスタントとして授業補佐をしたり学会発表をしたり論文を書いたりと、基本的に研究室にいる生活でしたね。博士課程に進んでからは、非常勤で大学に教えにいくこともありました。あとは、趣味でピアノを弾いたり、合唱団の練習に参加したりもしていました。

:エレクトーンサークルでエレクトーンの魅力をPRする活動に打ち込んでいました。大学祭や地元のジャズフェスの他に、年2回単独コンサートも開催するなど、精力的に音楽活動をしていましたね。

油田:私もアルバイトやインターンなど学外での取り組みに力を入れていました。小学生を対象にしたプログラミング教室で講師をしたり、スタートアップの支援団体でイベント運営のサポートに携わったり、分野にとらわれず興味のあることに挑戦していました。休みの日はもっぱら趣味の古着屋巡りをしていました。

イルグルムへ入社を決めた理由を教えてください。

油田:プロダクト自体にも関心はありましたが、既存事業が最終的には何を目的とし、今後どのような価値提供を提供していくのかを自分なりに考えたとき、とてもワクワクしたこと気持ちになったことが決め手となりました。

小原:当社が掲げる「マーケティングロボット事業」に興味があって、ハードウェアのないロボットの開発もなかなか面白いなと思いました。面談でお会いしたエンジニアの皆さんから楽しくプロダクトづくりをしている雰囲気が伝わり、プロダクトへの愛を感じることができました。

伊藤:面談で社員が技術を楽しんでいることが感じられたのは大きいですね。好きなことを仕事にしたいと思っていたので、自分にフィットすると感じました。

山内:私も社員との面談を通して、やりがいを持って楽しく仕事をしているとところに惹かれました。挑戦を後押ししてくれる環境だと感じたので、この会社なら成長できると思いましたね。

伊藤:面談や面接が学生側に寄り添った形で行われていると感じたことも、入社の決め手になりました。学生目線で会社がフィットするかを見てもらえましたし、面談や面接を通して成長してもらいたいという空気も感じられました。会社側が一方的に選んでるという感じではなかったのも嬉しかったですね。

:面談で「エンジニアをあきらめようか迷っている」と相談したら、「誰もが抱く感情だから、気にすることない」と言ってもらいました。悩みを気軽に相談できるところに惹かれましたね。
入社してからも、気軽に相談できる雰囲気に助けられることが多く、イルグルムの特にいいところだと思っているので、自分もそうありたいと感じています。

プロダクトに関する技術的な問い合わせ対応を行う油田(左)と伊藤(右)

現在はどんなお仕事をしていますか?

:ユーザーのアクセスを計測する仕組みを改善するプロジェクトで、主にテスト業務を担当しています。テストは与えられたものをこなすのではなく、「バグが出そうな点はどこか」「お客様がアドエビスを利用する場面を想定して見落としはないか」など、テストパターンを検討するところから考えていきます。リリースまでの限られた時間の中で、細かくテストパターンを考え、その中から必要なパターンを絞り込むプロセスが苦しくもあり、楽しくもあります。

小原:最近はエンジニアが使う開発基盤を構築する仕事をしています。プロダクトを配信する基盤づくりを通して、お客様の役に立てるようにと頑張っています。

油田:アドエビスの導入企業様からのお問い合わせに対応しています。サービスの仕様やデータ連携の仕組み、データの抽出に関する質問など、技術的知見が必要なものに関して調査し、回答しています。

伊藤:私はアドレポの技術的なお問い合わせ対応と開発環境整備に取り組んでいます。お問い合わせ対応では、直接お客様とやり取りすることはなくても、お客様の存在を意識し、要望を感じ取ることができます。開発環境整備では、今よりも開発がしやすくなるようにツールを作ったりしています。「伊藤くんが作ってくれたから」と言ってもらえるのが嬉しいですね。

山内:アドレポの新機能開発や不具合の修正の他に、イルグルムベトナムへ開発業務を依頼するブリッジエンジニアの仕事をしています。開発業務だけでなく、マネージャーのような業務もやらせていただくようになり、自分の力不足を痛感しながらも日々成長を感じています。

入社後一番感じる変化は?

小原:みなさんから様々な観点でアドバイスやご指摘をもらえるので、「Webエンジニアリングのスタンダードを学べている」と感じています。大学時代はソフトウェアに関しては独学だったのでモチベーションを維持するのが大変だったのですが、先輩のみなさんのおかげで自分の足りない部分がよく見えて、勉強のモチベーションになっています。

油田:今まで以上に知識欲が増しました。自分が興味のあることをより一層探求したいと思うと同時に、社内のエンジニアのみなさんの影響で、これまで関心がなかった分野や技術も積極的に学んでいきたいという気持ちが強くなりました。部署を超えて技術や仕事の話で盛り上がってついつい朝まで飲んでしまうことがあるので、身体的な変化でいうと昔より間違いなく内臓脂肪が増えました。(笑)

山内:伝える力が身に付いたと感じています。普段からフロントメンバーや上司、先輩やチームメンバーなど、いろんな立場の人に報告・連絡・相談をするので、その立場の人が欲しい情報や内容を端的に分かりやすく伝えることの重要性を学びました。まだまだ力不足ですが、物事を見るときにはどう伝えればいいのかを意識するようにしています。

伊藤:一番の変化はタスク管理の仕方です。大学院時代も大きな締切はあったんですが、日々締切に追われることはなかったので、恥ずかしながらタスク管理についてあまり真面目に考えていなかったなと。入社してからは細々としたタスクや期限を意識しながら進めることが増え、必然的に効率的な管理方法を考えられるようになりました。

:分からないことは「人に聞く」ようになりました。これまでは自分で調べて解決することが当たり前だったのですが、仕事に関わる情報は検索エンジンで調べて分かる内容ではないことが多いので、分からない部分は詳しい人に聞くようにしています。

アドエビスの開発を担当する泉

入社してから今まで最も印象的だった出来事はなんですか?

小原:「会社」というのは無言で黙々と作業しているイメージだったんですが、仕事中に笑いが起こることもあって、初めはこういう仕事場もあるんだとカルチャーショックを受けました。雰囲気がよいので仕事もしやすいです。

山内:社員同士本当に仲がいいですね。部活動も盛んで、社内イベントも多いので部署や上司部下関係なく仲良くなれます。はじめは会社になじめるか不安もあったのですが、みなさんがすごく温かく迎え入れてくれて、すぐに輪に溶け込むことができました。

伊藤:出張でイルグルムベトナムに行かせてもらったことです。ベトナムは初渡航だったので現地の空気を肌で感じられたのも良かったですし、イルグルムベトナムのメンバーと直接交流ができたことも良い経験となりました。SlackやSkypeでの交流だけでは分からないことも多いので、早い段階で渡航し、ベトナムメンバーのコミュニケーションスタイルをつかめたことは、仕事を進める上で大いに役立っていると感じています。

:基本的に「言われてやる」残業が無いというところです。残業するときはだいたい「今やっている作業に区切りをつけてから帰りたい」というのがほとんどです。でも賢い人はちゃんと定時で区切りをつけて帰ります。

油田:社名が変わったことですね。まさか入社して半年で名刺が変わるとは思いもしなかったので、社名が変わった時は驚きました。

アドエビスの開発に携わる小原(左)とアドレポのブリッジエンジニアの山内(右)

今後の目標を教えてください。

伊藤:文系の博士課程修了からエンジニアに転身という比較的レアな経歴かと思うので、その経歴を活かした仕事ができるようになりたいと思っています。まずは土台となる技術力を更に磨きたいと思っています。

山内:仕事で通用する技術力を身に着けることが今の目標です。挑戦できる環境があるのに、思いっきり仕事をやり切れていない感じがあるので、まずは地に足をつけて技術力を上げたいと思っています。

小原:まずは社内にいる強い先輩エンジニアの背中が見えるところまで行きたいです。技術を盗んで、自分のスキルセットをさらに拡張していきます。

:6年くらいたったら他社に引き抜かれたいです。というのはウソですが(笑)、それぐらいの実力をつけて社外にも自分の価値を伝えられるように頑張りたいと思います。

油田:一つは自分の武器を明確にして磨き上げること。もう一つは自身の取り組みが個人の成果だけにとどまらず、周りの人やチーム・会社にとって良い刺激になるように、結果の残し方や表現のデザインを意識的に改善していくことが目標です。まずは今所属しているチームをもっと目立たせていきたいです。

3回にわたってご紹介してきた新卒一問一答、いかがでしたか。
13人それぞれの気づきや成長に触れ、先輩社員としてもっと頑張らなければと身の引き締まる思いがしました。

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