こんにちは!2019年度新卒入社の山内です。
エンジニアとして、大阪オフィスで主に「アドレポ」の開発を行っています!

今年から開発業務をイルグルムベトナムに依頼する「ブリッジプロジェクトマネージャー」のお仕事をさせて頂けることになったので、理解を深めるため、ベトナムのオフィスに出張してきました。
ベトナムオフィスの雰囲気や行っている取り組み、日本との違いなどをお伝えできればと思います!

まずは軽くベトナムオフィスの紹介です!

ベトナムのホーチミンにオフィスを構えています。
社員数は約50人で、主に日本と連携してアドエビスやアドレポの開発とAPI追従(GoogleやYahooなどの媒体のバージョンアップ対応)などを行っています。社員のほとんどが開発者になりますが、コミュニケータと呼ばれる通訳の方も常に在籍しており、言語の垣根をなくし、日本とベトナムとのやり取りがスムーズに行えるようになっています。
すごく活気あふれる社風でメンバーの技術力も高く、サービスを一緒に盛り上げてくれる良き仲間です^^

 
全社員が参加する朝会

ベトナムオフィスの一日は全社員が参加する朝会から始まります。
朝会では、連絡事項の共有だけではなく、ビジネスマナーや心構えについて学んだり、メンバーの失敗や成功経験などもシェアしています。
日々の共有があることで、会社として目指している目標はなんなのか、そこに向けてどう行動して行くべきなのかの認識が揃ってる状態を作れているのかなと感じました。

朝会の様子

朝会で自己紹介をしました

ベトナムでのプロジェクトの進め方

ベトナムオフィスではすべてのプロジェクトで開発プロセスを統一し、フェーズごとにデータを取っています。そのデータを利用して、なるべく少ない工数で品質の高いものを生み出しプロジェクトを成功させるための分析や改善を行っています。
日本オフィスでも企画から開発、運用までの承認プロセスの共通ルールは存在していますが、開発プロセスに関してはプロジェクトによって柔軟に変えています。

それぞれのプロセスを比較することで、プロジェクトはただ単に要件定義→設計→開発→テストという流れで進めるのではなく、そのプロセスの中にQ(品質管理)、C(原価管理)、D(スケジュール管理)を高めるためのメソッドが色々あるのだと知ることができました。

ベトナムオフィスの仕事風景

(1)チームを大切にしている

ベトナムオフィスでは私が思っている以上にチームで働くという意識を大事にしています。
プロジェクトマネージャーからメンバーごと仕事が割り振られますが、自分の仕事が早く終わったらそれで終わりではなく、他のチームメンバーで仕事が終わっていない人がいないか声をかけてメンバー同士でフォローし合っています。
チームの中で個々に割与えられた仕事というより、チームに与えられた仕事と認識し、みんなでサポートし合いながら進めるという意識が強いと感じました。

その空気感があるからなのか、フランクに意見を言い合える環境で、個人がただ単に与えられた仕事をこなすのではなく、チームためにどう行動したらいいのかを考え実行に移せているのだと思います。

ミーティングのようす

(2)若者の成長意欲が高い

ベトナムオフィスには私と同世代の若者が多く、とても刺激を受けることができました。
特にベトナムでは自己成長に対してしっかりと考えている人が多いです。

「技術職だけど、お客様対応をスムーズにできるように営業にも挑戦したい。」
「コミュニケータだけど、ビジネスの観点や技術の知識も持った状態で対応できるように勉強したい。」
「コミュニケータだけど、デザインもできるようになりたい。」
など、実際に自分のなりたい像に際限がなく、それぞれの理想とする働き方を思い描いていました。
現役大学生ながらも正社員として働いているメンバーもいます。

また、ベトナムでは個人の自己成長のために、自分がどうなりたいのか、目標に近づけているのかを考える時間を設けて、周りの人もそれに協力してくれる環境があります。
私もそんな同世代の考えを聞いているだけでわくわくしてきて、様々な考え方に触れることができ、自分自身の幅も広がりました。

同世代のベトナムメンバーと交流を深めました

(3) ON/OFFのメリハリ(飲み会と部活動)

ベトナムではON/OFFの切り替えがはっきりしていて、仕事が終われば、家族、仲間との会話を大切にし、リラックスして過ごしています。
そんなベトナムメンバーと過ごしたプライベートについて紹介します!

まずは飲み会のようすから。
ベトナムの人は飲み会がすごく大好きで、飲み会中はずっと氷の入ったビールを飲み続けます。(出張中はほとんど毎日飲み会でした笑)
お決まりの乾杯の掛け声があって、「モッ!ハイ!バー! ヨー!」と言うのですが、日本でいう「1, 2, 3, (お酒を)入れるぞー」という意味になるらしいです。
お酒を飲む度にこの掛け声をしないといけないルールがあるので、常にこの掛け声がお店のいたるところから聞こえます^^

他にも、ベトナムのお祝い事の際に飲まれる壺酒もいただきました。
お米が壺に敷き詰められていて、そこにお酒が入っているのですが長いストローをさしてみんなで飲みます!

壺酒を飲むみなさん

また、ベトナムの勤務時間は8:00-17:30で、飲み会は21:00には解散になります。(飲み会が激しいわりに時間は良心的!)
私の日本での飲み会のイメージは、お酒を飲みながら仕事の話をしたり、お酒の力を借りて言いたいことを言ったりするイメージだったのですが、ベトナムではみんなで会話を楽しみながら常に笑いの絶えない飲み会となっていました!

ベトナム料理を食べなら乾杯!

部活動も盛んで、バドミントン部とフットサル部があります。
私は今回、毎週火・木・日に実施しているバドミントン部に参加してきました!
日曜の8:00-12:00で参加をしたのですが、会社のメンバーだけでなく、外部の方や過去ベトナムオフィスで働いていたメンバーなど20人近いメンバーが参加していました。
部活動が実施される回数も多い方だなとは思うのですが、みなさん体を動かすことが好きなようで、とってもアクティブです!

バドミントン部の様子

そして部活動が終わったあとはお昼ごはんだったのですが、お昼からビールが出されるという、、もちろん、あの掛け声もやりました!笑

部活後のランチタイム

今回のベトナム出張を通して、「日本とベトナムのチームや仕事の違い」や「自分自身とベトナムの人の違い」について実際に肌で感じ、たくさんの気づきを得ることができました。
日本でもその気づきを大切にして自分を成長させる糧にしていきます!