株式会社ロックオンは、社員一人ひとりが独自の価値を提供することで、世の中にImpactを与える存在になることを目指しています。
そんな社内には、独自の価値を磨きあげるための文化や制度が多数ありますが、今回はそのなかのひとつ、ものづくりとコミュニケーションがうまれる創造空間「ロックオフ」をご紹介したいと思います。
 

社員の発案で生まれた「Super Geek House」

 

ロックオフは、会社近くの一軒家。
ほとばしる技術へのパッションと溢れんばかりのアイデアを共有して面白い企画を生み出す「場」がほしいと考えた2人のエンジニアの熱い想いから生まれました。
2013年のオープン以来、エンジニアはもちろん、全社員の交流の場として社内のコミュニケーションの中心に存在します。


年1回の周年イベントには、毎年たくさんの社員が駆けつけています

 
ロックオフでは、エンジニアたちのもくもく会や勉強会をはじめ、他社のエンジニアとの情報交流会などの様々な活動が日々行われています。
誰でも参加OKなオープンな場なので、社員と求職者との交流会「オフメシ」を開催したり、例年新卒社員が入社した際には、お祝いに元寿司職人の先輩社員がお寿司をふるまったりしています。
そして、出張者にとっては心休まる宿としても愛されています。

そんなロックオフには、館長と管理人がそれぞれ1人ずついて、ロックオフでの企画を考えたり、管理人は実際ロックオフに住みながら家の管理をしています。


歴代管理人の表札が並ぶロックオフの玄関

先日、開館6周年を間近に控えたタイミングで、管理人の交代がありました。
3代目管理人として名乗りをあげたのは、大阪本社勤務の1年目エンジニア社員。
 

平井 知希 / 開発部 アプリケーションエンジニア
2018年新卒入社。入社以来アドエビスの開発に携わっている。2019年4月より3代目管理人に就任し、ロックオフの美化に情熱を注いでいる。

 
今回は、3代目管理人平井さんを直撃!
管理人就任への意気込みとこれからのロックオフについて聞いてみました。

 

これまで以上に開かれたロックオフを目指して

 

―管理人になろうと思ったきっかけはなんですか?

そうですね。一つは師匠でロックオフの館長である三原さんより打診があったのと、ずっと実家暮らしだったので、人生で一回くらい一人暮らしを経験してみてもいいかなと思ったのがきっかけです。
4人兄弟のにぎやかな環境で暮らしていたので、シーンとした感じが苦手でずっと一人暮らしを避けていました。でも、ロックオフであれば、みんなが遊びに来てくれて、にぎやかなに過ごせると聞いたので、それだったらと管理人を引き受けることにしました。

―今、住み始めてどれくらいですか?

今、ちょうど2ヵ月くらいです。

―住んでみてどうですか?

やっと少し慣れてきたって感じです。日々のルーティンができてきて、週末は自炊も少しずつできるようになってきました。
この2ヵ月間で、6周年記念パーティーや外部の方との勉強会など、大きなイベントがいくつかあったので、ちょくちょく賑やかに過ごしています。

―基本的な質問ですが、管理人はどんな仕事をしていますか?

端的にいうとHouse Keeperですね。(笑)ロックオフでのイベントや企画は館長である三原さんが率先してやってくれるので、自分は企画をきちんと提供できるように、場の維持に力を注いでいます。この2ヵ月間は片付けやレイアウトの変更に力を入れてきました。

―岩田さんと定期的に運営ミーティングもしていますよね?

そうですね。クォーターに1回、ミーティングをしています。基本的には、会社の運営と一緒で期の初めに1年間のテーマとKPIを決めて進めています。
今年は、「開かれた合宿所」をコンセプトに気軽に泊まれる場所にして行きたいと考えていて、1ヵ月の訪問者数がユニークで30名、延べ人数40名以上をKPIとしています。
たくさんの人に、もっと気軽に来てもらえる施設にしていきたいですね。

 


先日行われた6周年パーティーに届いた新生ロックオフへの期待のメッセージ

 

―今年のコンセプトは、どうやって決まったんですか?

今まではエンジニアの活動を中心に運営をしてきたんですが、近頃、コワーキングスペースやノマドスペースが増えているので、エンジニアの活動だけなら、ロックオフである理由が薄れてきていると感じています。そこで、会社が所有する一軒家という特長をもっと活かせるようにしていきたいという想いから、今年のコンセプトが決まりました。
東京の社員が大阪に出張で訪れた時によく利用してくれるので、そこをもう少し軌道にのせていきたいですね。東京の社員にとっては泊りやすい場所、大阪の社員にとっては、今より気軽に寄れるほっとできる場所を目指しています。自然とコミュニケーションや交流が行われる場所にしていきたいですね。
社内向けの福利厚生施設としての役割を、尖らせていきたいので、引き続きロックオフの環境維持に力を入れつつ、新しいコンセプトも積極的に発信していきたいと思います。

―管理人になってからの変化は?

一人暮らしを始めたという点では、家事の大変さが分かるようになったので、いい人生経験になっていると思います。今後も家事ができる人を目指したいですね。(笑)
管理人としては、色んな人に会える機会が増えて面白いと思います。東京の社員と気軽に情報交換できたり、ベトナムの子会社に出向している社員からベトナムオフィスの状況が聞けたりするので、それは本当に良かったと思います。

―これからどんなロックオフにしていきたいですか?

もっともっと多くの人に使ってもらえるような場所にしていきたいと思います!

 


今の目標は、ロックオフにアイロンを迎えいれることだそう

今後もロックオフから目が離せないですね。これからの活動も楽しみにしています!