AWS re:Invent @ラスベガスに参加してきました!後篇

前編はこちらです。
AWS re:Invent@ラスベガスに参加してきました!前篇

ラスベガスを早朝散歩しながら、目的の会場へ

前日は、Midnight Madness 後にホテルに帰り、就寝したのが2時すぎだったのですが、初の海外カンファレンスという興奮のためか、朝6時には起床。
せっかくなので、早朝のラスベガスを散歩しながら本日最初のセッション会場であるAriaホテルまで移動します。

 
天気は晴天、気温は14度くらいで心地よく、徒歩で45分程度の散歩になりました。

いざ、目的のAriaホテルへ

他会場の位置も確認しながら向かいます

ラスベガスのホテルはホテルごとにテーマがあるらしく、こちらは神殿みたいな外見

エッフェル塔も立ってます

ゆったり、ラスベガス観光をしながら1時間ほど歩いて目的地のAriaホテルにつきました。

写真に写っている建物一帯がAriaホテルです

 

とりあえずのセッション三昧

re:Inventでは、以下の画像のように参加するセッションをWEBで予約できます。
下記の画像では、セッション数が3501と見えますが、これは一つのセッションの同時中継を会場ごとに登録できるようになっているからで、ユニークでは約1500セッションぐらいが開催されているとのことです。

AWSの各種機能や、ユーザ企業の事例、各業界ごとのリーダーセッションなど、多彩な内容のセッションに参加することができます。
また、新発表されたサービスは、その場で追加されたりするので、頻繁にチェックとスケジュールの調整を行います。

セッションは、一般的な聴講タイプや、ハンズオン、5人くらいのチームで特定テーマについて議論するチョークトークなど、さまざな形式があるのですが、英語力に自信がない私は聴講タイプのものに積極的に参加しました。

聴講タイプのセッションは、大体の300人ぐらい入れる会場で、スライドをみながら話を聞きます。
スライドに説明する内容はしっかり書かれているので、伝えたい内容はざっくり理解できました。

興味があるセッションでサテライトがない場合は、ホテル間を移動してセッションを聞きに行きます。
ホテル間は常に専用バスが出ており、次の移動を専用アプリのスケジュール帳を確認しながら渡り歩きます。

あと、このセッション巡り中に気が付いたのですが、予約アプリでは満席となっていて予約ができなくても、実際に行ってみると2/3程度しかおらず、部屋の前で並べば普通に参加できることに気がつきました。
予約だけして、実際には行かない人も多いようですね。

この日は、朝から晩まで気になるセッションに参加して、移動と英語でクタクタになりながらホテルに帰りました。
もともと、イベント参加前に予約できるセッションでスケジュールを組んでいたのですが、予約なしでもほぼ参加できることがわかったので、本当に行きたいセッションとイベントでスケジュールを組み直しました。
毎日新サービス発表に伴う新しいセッションや、人気セッションのリバイバルが追加されるため、毎晩1時間は明日のスケジュールの組み直しをしていた気がします・・・。

 

朝食、そしてキーノートへ

2日目から、午前中は数千人入れる大ホールにて、キーノートが開催されます。
目が覚めたらキーノートが開催されるベネチアンホテルに移動し、朝食をとります。イベント参加者は、朝食と昼食は各会場で無料で食べることができます。
あとで知ったのですが、朝食はホテル毎に特色があったそうです。私は一番近かったベネチアンホテルでばかり朝食を取っていたので、せっかくなら色々食べて回りたかったと後悔しました。

ある日の朝食です。ビュッフェ形式だったので、モリモリ食べて一日の活力としていました

朝食を食べたら、いざキーノートへ。せっかくなら生で見たいので、少し早めに会場へ。
数千人入れる会場でも、参加者が5万人くらいなので、ギリギリに行くとメイン会場に入れません。
メイン会場では開始までの間、DJのお姉さんが壇上で場を盛り上げていました。

しかし、多くの皆さんが壇上を見ずに手元のスマートフォンやPCをいじっています

キーノートはそれぞれ約2時間前後あるのですが、矢継ぎ早に新しいサービスが登場していきます。

右上にNEW、AVAILABLE TODAYと書かれたスライドがどんどん出てきます

発表されるサービスによっては、ビクッと反応してすぐにスマートフォンやPCで調査や情報共有したりする聴講者も多く、こういうライブ感を味わえるのも現地ならではです。

なお、人数の関係で残念ながらメイン会場に入れなかった人は、同じホテルのサテライト会場に誘導されます。
こちらも登壇者こそ居ないものの、豪勢な劇場を貸し切って使っているので決してチャチな感じはしません。

 

イベントでしか味わえない体験 DeepRecer!

1日目にセッションを堪能したのですが、よくよく考えると、聞くだけのセッションなら日本に居ても同じ内容の動画をyoutubeで見ることができます。

 
「折角現地に来たのだから、どうせなら現地でしか味わえない体験をしてみたい!」と感じていた時、2日目のキーノートで「DeepRacer」という新プロダクトが発表されました。

日本での発売は未定で、re:Invent内に試走会場が用意されており、公式の第1回リーグも開催されるとのこと。
これだ!と思った私はすぐに予約アプリでハンズオンを探しました。しかし、どのハンズオンも即予約で埋まり、どこにも空きがありませんでした。

しかし、少しメイン会場から遠めの会場で、並んでいたら空き枠に滑りこめるかもしれないと考え、他のセッションとのスケジュールを調整しながらハンズオン会場へ。
すると残り数名のところでハンズオンに参加することができました。

参加者にはイベント限定で公開されているAWS環境が配られ、そこでDeepRacerをシミュレーション環境で動かしながら進めていきます。

DeepRacerは、前方のモニタを入力にして、左右のハンドリングとアクセルブレーキを出力する学習済み多層ニューラルネットをインストールして自動動作するようです。
DeepLearningの仕組みをもつ自立運転ラジコンですね。

DeepRacer シミュレータの画面]

AWS上のシミュレーション環境には、実際の会場のコースが用意されているので、初心者は細かいチューニングをせず、Reward(報酬)関数を定義するだけで始めることができます。
1時間半ほど学習を進めると、シミュレーター上である程度動く多層ニューラルネットができあがります。
学習の様子を付属の可視化ツールで確認しながら、ほぼ寝ずにReward関数をカスタマイズしていると、明け方ごろにはシミュレータ上で安定して周回できる状態となりました。

学習済みデータをUSBにダウンロードして、試走会場へ。
スタジアムのような会場では、設置されているコースで試走が行われていました。


 
会場のスコアボードには、最新のランキングが表示されています。


 
シールでコーディネートされたボディ達。

 
用意されている筐体に、持ってきたUSBを挿して、データをインストールしたら試走開始です。
さあ、ランキングに乗るぐらい早くゴールすることはできるでしょうか。

シミュレータでは、かなり安定して周回できていたのですが、過学習してしまったのか実際のコースでは何度もコースアウトをしてしまい、ゴールすることができませんでした。残念です。
しかし、流行りのディープラーニングを用いて、1/16サイズとはいえ自動運転技術の一端を実際に体験できたのはとても面白い経験でした。

また、ハンズオンの参加者は、お土産にDeepRacerを無料でもらうことができ、日本への良いお土産となりました。
帰国後、ロックオフにて開封の儀と試走イベントを開催し、大変盛り上がりました。

 

まとめ

イベント会場の充実さや、re:Play(後夜祭?)の様子、ラスベガス自体のインパクトなど、語りたいことはまだまだあるのですが、一旦この辺りにしたいと思います。

実際に海外カンファレンスに行ってみて、「自分ももっと多くの努力をしないと、世界に置いていかれる」と感じたことで、技術への意欲がさらに高まりました。
もちろん知識としては、インターネットを通して日本に居ても得ることはできるのですが、興奮や感動といった感情的なものは、直接肌で感じると強く得られると再認識しました。
世界のどこかではではなく、目の前で起こっていることはしっかり脳に刻み込まれます。

一つ残念だったととは、自分の英語力の無さを懸念して、聴講型のセッションばかりに参加してしまったことです。いくつか参加したハンズオンは、英語がわからなくてもエンジニアなら感覚でわかるものばかりでした。
周囲のエンジニアとの会話も、PCの画面を見せ合えば大体伝わります。
もし次に行く機会があれば、ぜひもっと積極的に参加してみたいと思います。

 
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※ 2019年7月31日以前の記事は、旧商号「株式会社ロックオン」で記載しております。