2017年7月に銀座から有楽町に移転した東京本社オフィス。
10月には、東京支社から東京本社に改称し、マーケティング効果測定プラットフォーム「アドエビス」の
セールス・マーケティング拠点として事業戦略上の重要性がますます高まっています。

「新しい東京オフィスは『くずす・ずらす』、『透ける』、『制限する』など、
京都の伝統的な空間手法を取り入れた和の情緒あふれる空間です。」

と語るのは、東京移転プロジェクトを担当した海老名。
こだわりの詰まった東京オフィスをご紹介させていただきます。

くずす・ずらす

エントランスから折れて進む廊下、壁をずらして通路の一部を狭めた通路は、
京都の街並みからインスピレーションを受け、デザインされました。
あえて視線や導線を変えることで心地よい変化をもたらしています。

導線に動きをもたらした廊下

制限する

砂紋の上の飛び石とコケをイメージした廊下は、飛び石で歩幅を制限する意味が込められています。
動きを制限することで気持ちを切り替えたり、ふとした気づきを与える効果があるそうです。

歩幅を制限する飛び石をイメージ

透ける

会議室の壁は障子風。壁で遮るのではなく、光が自然に透けるようにすることで、
穏やかにつながる空間づくりを目指しました。

風景を生けどる

一部がガラスになっている廊下の壁は、額入り障子から覗く庭をイメージ。
全てを見せるのではなく、あえて視界の一部を制限することで、
その外側により広々とした景観を想像することができます。

執務エリアの一部を見せる廊下のガラス窓

そして、廊下を進んだ奥には・・・

金のエビス君!

大阪で有名な幸運の神様のビリケンがモチーフ。
ここは、大阪にルーツを持つ当社ならではの遊び心をプラスしました。
微妙な位置のずれでエビス君の表情が変わるので、
何度も制作現場に足を運び、職人さんと相談を重ねて今の形になりました。

 
ビルの最上階のワンフロアを使用している東京オフィスは、
入って左側が執務スペースとカフェエリア、右側が会議室となっています。

社員全員が集まることのできる広々としたカフェエリアは、
気軽にコミュニケーションを取ったり、休憩を取ったりできるオープンなスペース。
お昼には、お昼寝をしてリフレッシュする社員もいますよ。

 
廊下右側の会議室は、お部屋ごとに壁の色やデザインを変え、
「アドエビス」にちなんで、EBIS、HOTEI、BISHAMONなど七福神の名前をつけました。

 
会議室の中でも、一際目を引くのがこちらの「エビスの間」。
壁一面に宝船に乗った七福神様が描かれていて、とてもインパクトのある空間です。


 
京都をはじめとする関西の文化と和の心に触れ、学ぶことこそが
日本が世界に通用するサービスを作りだす近道との考えのもと、
「和×GLOBAL×IMPACT」をコンセプトにした東京オフィス。

「Impact On the World」の経営理念のもと、
このオフィスから世界に通用するマーケティングプラットフォームを生み出していきたいと考えています。