こんにちは。
エンジニアの中西です。

去る11月7日から8日に沖縄県宜野湾市で開催されたHardening10 Value Chain に参加をしてきました。
Hardeningとは
最高の「守る」技術を持つトップエンジニアを発掘・顕彰するもの』です。
脆弱性のあるシステムを堅牢化し、運営サイドの攻撃に耐えながらサービスを運用を行います。

株式会社ロックオンが参加するのはこれで3回目になります。
最初に参加した時は東京での開催だったのですが、なぜか金曜日の夜に大阪から東京へ車で移動するという意味のわからない事をして注目を集めたようです。
この事が原因で、株式会社ロックオン=イロモノ的な扱いになったようで、今回も参加する前に
面白い事して来いよ」的な良くわからないプレッシャーを周囲から貰いました。
いえ、そういうの競う大会じゃないんで…
ちなみに前回参加した時の様子はこちら

今回は今までのおっさん達が行くのとは違い、新卒の岡嶋・藤本のピチピチの若者と私の3名で主に研修目的として参加しました。
とはいえ、私は新卒2名の引率もとい、プロデューサーとしての参加でした。
一番右が岡嶋、真ん中が藤本です。

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大会の前日に沖縄に着いた旨を社員向けのFacebookグループに報告したら執行役員の宗平からの熱い激励が…

キャプチャ

ファイアーボール並に熱い激励ですね。
優勝しなければ沖縄に住もう…
そんな声も聞こえてきました。

さて、そんな声も受けながら宿泊地に入ります。
会場近くのホテルに宿泊したのですが、凄く豪華でした。
また、沖縄はオフシーズンになるのでそこまで価格が高くなかったです。(※とはいえ、暑かったですが…)
ただ、ほぼ日中は会場であるコンベンションセンターにおりましたのであまり堪能できませんでした…

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土曜日(11/7)の朝9時には集合しなければならないので、沖縄県外からの参加者は基本的に前日入りします。
前日にはチームメンバーによる顔合わせと作戦会議という名の飲み会を企画していました。
私のチームはSlackで事前にやりとりを行っていたのですが、
事前の準備の調整や、大会当日の段取り等の実務的な話題よりも
飲み会の調整をしている時が一番Slackのやりとりのスピードが早かったですね。
お祭り好き達め…

さぁ、いよいよみんな大好きな飲み会だ!飲むぞ~!…というタイミング
で、なんと!運営チームから「明日の資料できました!確認お願いします!」とメールが送られてきました。

何故、このタイミングで…
皆が当日渡されても理解するの難しいって言うから、頑張って前日に送ったよ♪」みたいな文面でしたが、運営チームが頑張ったのは事実にしてもタイミングはかなり恣意的なような。

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資料の内容ですが70ページ程もあるものでルールやシステムの構成が書かれていました。
もう飲み会どころではありません。
あーでもないこーでもない、と言いながらアルコールは控えめにして本格的な作成会議になりました。

そんなこんなで大会前日の作戦会議も無事に(?)終えて、
いよいよ1日目のHardening Dayです。

会場は沖縄コンベンションセンターの一角。
到着すると同業者っぽい人が沢山。
チームメンバーが全員揃わないと競技を行う部屋に入れません。
うちは割りと早くに10名全員が揃ったので軽く挨拶して事前に用意した自己紹介のネームプレートを首から下げ、スポンサーのノベルティグッズをいただいて部屋に入ります。

入るやいなや、各自、自分の作業用端末やLANケーブルやネットワーク機器を取り出し、
セッティングに入ります。
エンジニアのマストアイテムの一つと言われるエナジードリンクRedbullも用意されました。

さあ、準備完了

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お!

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たこ焼きエンジニアも現れました。
どこにでも現れますね。
基本的にこれを被っても、誰もツッコミを入れてはくれません。
心なしか目が死んでいるようにも見えますが、こうやって人間は成長していくんですね。

今回は、あのPepperくんが会場にいました。
Pepperくんは応援してくれたり、邪魔してくれたりと敵とも味方とも言えない動きを見せてましたね。

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Pepperくんもたこ焼き化。

そんなPepperくんの号令で競技開始です。

Hardening Dayの概要ですが、
10時から18時まで8時間ぶっ続けで競技を行います。
基本的にはチームごとに分かれてテーブルに座り、運営が用意した仮想環境内のネットワークを利用してECサイトを中心とするシステムの運用を行います。
競技の評価ポイントにはシステムの運用だけでなく、メール対応や障害情報の告知も含めた顧客対応も含まれます。
運用する環境内にはファイアウォール、Webサーバ、データベースはもちろん、ディレクトリサービスなども含まれていました。
が、詳細な構成は今後の開催に影響するので控えさせていただきます。
ただ、思ってたより結構巨大ですね。
これらはNICTのStartBEDという環境を中心にして構築されているようです。

競技中の様子はこんな感じですね。
この写真を見た同僚に「会場の空気が淀んでいる」と言われましたが、気のせいです
僕のスマホのカメラが悪いだけです。

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たまたま私が運営チームが用意したシステムの不備を見つけることができて、
ボーナスポイントをもらった為に前半を1位で折り返します。

それにしても、競技の性質もあるのですがどんだけ脆弱性仕組まれてるんだこの環境は…
脆弱性があって修正してもリリースできない環境になってたりして、ところどころ運営チームのSっ気も感じます。

しかし、途中にお昼にカレーが提供されたり、コーヒーが提供されたりと至れり尽くせりな環境でした。
なかなか充分に味わいにくい状態でしたが、両方ともとても美味しかったです。

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カレーの配給に並ぶ人々の列。肝心のカレーの写真は撮り忘れました。

最近の流行りを反映してか会場でドローンを飛ばすという妨害もとい余興も行われてました。
プロペラが大きな音を立てて、ドローンが飛ぶと自然と会場の注目を集めます。
ブオオーン!ブオオーン!
おお、凄い。
初めて見たかも。
ブオオーン!ブォン!!!

あ、落ちた。
てか、うちの岡嶋に当たった!?

凄く謝られた上に、ボーナス謝罪ポイントが発生してしばらくスコアが上昇してました。
うちの岡嶋は持ってますね
面白かったんですが、あまりにも突然の事なので写真はありません。

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終了時刻になり、何とか8時間の激闘が終わりました。
ずっと障害対応をしている状態なのでかなり疲れました。

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その日の夜は懇親会を行い、カチャーシーの練習等もしながら解散しました。
近くでボーリングをしたチームもあったようです。

2日目はSoftening Day。いわゆる振り返りの日ですね。
各チームの実績とMVP発表と表彰です。

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結果ですが、藤本の所属するチームが優勝しました。
これで何とか大阪に帰れます。

優勝チームの戦略ポイントは役割分担とチームワークでしょうか。
まず、今大会ではマーケットプレイスの仕組みが用意されており、「サービス」や「人」を買うことができました。
そこで買えるだけの人を買い占め、実質これによって10人から13人チームに。
投資するべき所に投資する、という事ですね。

この人数になってくるとプレイングマネジャーでは追いつかないのでマネジメントのみをする人を配置したのも良い判断だったようです。システムの大会であるにも関わらずPCを使わなかったとの事でした。

あとは適切に報連相を行う事で組織としての評価が上がり、スコアが上がりやすくなるのですがこれもきちんと回っていたのでずっとスコアが加算されやすい状態でした。
この事もあって、振り返れば後半は割とこのチームの独壇場でしたね。

ただ、私の所属チームである「SUNSUNSUN」も技術点では1位をいただきました。
それでも対応できた脆弱性の数は全体の3分の1程度だったようです。
総合では3位とチーム名に相応しい3づくしでした。

岡嶋のチームは残念ながらふるわず最下位。
たこ焼きの着ぐるみを被ったり、ドローンをぶつけられたりしたという事もあり、
運営チームの1人である株式会社ラック 川口様による、今大会のハイライトの中の後ろ3つは岡嶋に関する事でした。

うちはセキュリティ分野の事業をやっている訳ではないのでSOCで勤務して1日中クラッカーと戦っているような人達との交流は非常に刺激になりました。

今回の事をきっかけに新人が成長してくれますように。

株式会社ロックオンではこのような大会に参加するエンジニアを応援しております。
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