こんにちは、事業戦略室&マーケティングメトリックス研究所の豊澤です!
前回、社員ブログを書かせて頂いてから約半年が経過しました。→前回の記事

さて今回は海外出張の報告をさせて頂きたいと思います。
LOCKON Marketing of U.S.A. Inc.がある西海岸のシリコンバレーと東海岸のハリスバーグに10日間ほど出張してきました。

目的は①現地の情報収集や②共同研究/協業先の開拓です。①に関してはベンチャーキャピタルや情報システムベンダー、企業家ネットワーキングのNPO団体を、②については大学や各種Webのサービスを展開している会社を訪問しました。

シリコンバレーエリアと一言で括りますが広範囲にわたっています。現地の移動ではレンタカーが欠かせません。出張中の総走行距離は800Kmを超えました。
これは大阪→(500Km)→東京→(300Km)→名古屋に相当します。カーナビを付けたものの初めてのフリーウェイは迷路のようで何度も間違えてしまいました。事前にGoogleMapで移動時間の見積もりをしてはいましたが、もっと保守的に考えておくべきだったと反省。

800Kmを共にした愛車(注意:レンタカー)

相棒NEVERLOST(時々GPS衛星をLOSTしていたのは内緒)

フリーウェイ(注意:右端を走っているといつの間にか降りてしまう)

共同研究候補としては、スタンフォード大学の教授にお時間を頂戴しお話を伺ってきました。疑問点に丁寧に答えて下さり、参考論文などについてもご紹介頂きました。
また協業先の開拓では、ホスティングサービスを手掛けるベンチャー企業や日本企業の海外展開に関するコンサルティングを行っている方々とミーティングをしてきました。

訪問先の例(一見するとリゾート施設かと見間違う)

弊社サービスの中でも特にオープンプラットフォームのEC-CUBEは多言語対応verをリリースしたこともあり、現地の会社とも協業を行いやすく非常に可能性を感じました。

また、お話を伺わせて頂いた方々が口々におっしゃっていたのが、
「日系企業はこれまで何度も同エリアに進出、撤退を繰り返してきた歴史がある。本当に現地でビジネスを展開するのであれば短期的な業績に振り回されることなく継続しなければならない。」

ということで、現地拠点の維持/継続が重要であるということがよくわかりました。

更に、昨年より西海岸への進出する企業や既存拠点の再活性化に関する話題が増えており、
「確かに各種のカンファレンスや懇親会、ウェブサービスを活用したネットワーキングは非常に盛んで時に有益である。しかしながら、子供のPTAや地域ボランティア活動を通じて知り合った方々との方がビジネスに直結することが多い。」
とのお話は、生活し子育てをしているという事実が信頼獲得に繋がったという印象的なエピソードでした。

新しいビジネスを生み出すダイナミズムも肌身で感じることができました。
例えば情報交換や投資家の支援を獲得するためのカンファレンスやネットワーキングの機会が頻繁に開催されています。
ミーティングを行った相手の方が運営に携わっているとのことで、当日夜にも関わらずお誘い頂き急遽参加させて頂きました。

スタンフォード大学で開催されたカンファレンスの一コマ

まだまだ株式会社ロックオンのImpact On the Worldは始まったばかり。
北米は、LOCKON Marketing of U.S.A. Inc.を足掛かりにして海外展開も積極的に取り組んでいきます!