こんにちは。EC-CUBEユニットの村上です!

7月8日からスタートした全国ツアー越境ECセミナーなどEC-CUBEとしてさまざまな企画を行わせていただいていますが、今回は、ラッキーなことに研修として(※)参加させていただいた「スタートアップ・ウィークエンド東京・Eコマース」というイベントの様子をお届けしたいと思います。

※弊社では人事制度の一つとして、外部の研修への参加を積極的に行っています

■「スタートアップ・ウィークエンド東京・Eコマース」とは?

Startup Weekend(スタートアップウィークエンド)とは、世界140ヶ国で、900回以上行われている、金曜日の夜から日曜日にかけて54時間で起業にチャレンジする、NPOの方の運営によるイベントです(参加費は食事付9,000円)。

その中でも、今回は、Eコマースをテーマに実施ということで、EC-CUBEに関わる前からずっとEコマースに興味を持っていた私としては強い興味があり、参加させていただきました。

■実際のイベントの様子とは??

会場は、様々な国籍・職種・年齢・バックグラウンドの方が集まっていて、とても活気がありました。

到着後早速、交流してプレゼンして、チームを作ってスタートアップし、最終日にはプレゼンをする・・・人見知りをしている余裕もなく、熱気にのみこまれるようにして一刻一刻が過ぎていったのを覚えています。

最初に、良いと思ったアイデアを出した人に賛同者が集まりチームを作るのですが、チームを作った後には別のアイデア・意見が出て衝突したり(C-meという動画サービスをテーマにした私のチームも、みんなアツクて、途中2つに分裂しかけました(笑))、その一方で「54時間で企業する」ために早々にプロトタイプを作るメンバー、街頭インタビューに出るメンバーに分かれてトライ&エラーを繰り返していました。

頭はフル回転でクタクタになりましたが、良い体験ができたと思います。
なんといっても、やる気のある方ばかりが集まっているので気持ちが良いし、学びも多い。
素晴らしい組織・チームは、素晴らしい仲間がいてこそです。

Eコマースなので、もちろん(!)EC-CUBEを使ってスピーディにプロトタイプを作って下さっている方もいらっしゃいましたよ。
合間の食事タイムも、貴重なひととき。

そして・・・気付くともう3日目の発表時間です。

自分たちのチームでは、CMという商品の想いを伝える動画を、「限られた期間、限られた番組の間でだけ」テレビで流すだけでなく、Eコマースとして世の中に広められないか、というもので、プロトタイプを作り、街頭やFacebook広告での反響をみながら企画を詰めるという一連の流れはできたものの、残念ながら発表までに顧客をゲットするところまではいきませんでした。

ただ、できたところまでの内容で精一杯の想いを伝えようとプレゼンの練習をするメンバーもいれば、最後の仕上げにかかるメンバーも。

他のチームも最後まで仕上げにかかっていました。

発表はどのチームもとても面白く、Eコマースという制約もあったのですが、皆さん自由に起業アイデアをプレゼンされていて、もっとアイデアを考えて、次はさらにいい企画を練りたいな~とモチベーションが非常に高まりました。

日本のクラフトマンシップを世界に、というテーマのもと、職人の物作りの様子を動画配信するアイデアや、岡山のジーンズを海外に発信するという企画、抹茶をコーヒーのように手軽に届けたいというプレゼン・・・

優勝チームは、ウォールカートというコンサートの壁に貼るポスターを商品棚に!というアイデア。
これならグッズ売り場にも並ばずに、待ち時間中に欲しい商品を購入できそうです。

ざっくりとご紹介させていただきましたが、「スタートアップ・ウィークエンド」は実際に自分が飛び込んでみなくては、その面白さが分からないイベントの1つかなと感じています。

そして、これは『スタートアップ・ウィークエンド」だけではもちろんなく、自分が興味をもったこと、自分の仕事、身の回りの出来事・・・すべて、本気で飛び込んでみないと、体感としてはわからないものばかりですね。

私自身、ここでは書ききれない多くの気付きがありましたので、皆さんも是非、こういったイベントに参加されてはいかがでしょうか。

ちなみに、このときのチームメンバーやご挨拶させていただいた方とFacebookなどでつながって、横のつながりができたことも嬉しい収穫でした。
リーダーはなんと、沖縄からこのために上京された22歳!

株式会社ロックオン(ロックオフ?)でも、こんな楽しいイベントを企画して、今回のチームメンバーをお誘いしたいなぁと思ったりしています。

いつの日か、また!